健康と長寿を促進する運動についてのほとんどのガイドラインは、週に数日(several days)の中強度〜高強度(vigorous-intensity)の活動を推奨している。週に1〜2日(通常は週末に、いわゆる週末戦士の行動様式で)実施する運動の利益は明らかではない。この研究では、64,000人近いEnglandおよびScotlandの成人(平均年齢57歳)の健康行動調査のデータが、国内の死亡データと関連付けられた。参加者は、不活発(63%)、活動不十分(22%)、週末戦士(4%)、または定期的活動(11%)に分類された。週末戦士は、1回または2回のセッションで中強度の活動を1週当たり150分以上、あるいは高強度活動を1週当たり75分以上行っている人と定義した。定期的活動の参加者は、3回以上のセッションで同じ量の活動を行っていた。活動不十分の参加者は、推奨される水準未満の運動をしていた。

 平均で約9年のフォローアップ中、8,800人を超える参加者が死亡した。慢性疾患、健康の危険因子、および人口統計学的変数で補正した全死因死亡率は、活動不十分(ハザード比[hazard ratio:HR]0.69)、週末戦士(HR 0.70)、または定期的活動(HR 0.65)の参加者のほうが、不活発な参加者より有意に低かった。心血管関連死の相対リスクの低下は、全死因死亡率での低下と同様であった。癌関連死の相対リスクの低下はやや少なかったが、群間の関係は同様であった。

NEJM Journal Watch General Medicine January 26, 2017

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 週一回の中等度以上の運動と毎日の運動では、健康利益はほとんど同じという統計です。週一回の合気道でも健康維持できるという事で安心しました。

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 2月12日に岸和田市立武道場で13時から14時30分まで木村師範の指導で練習がありました。毎月、第二の日曜日に指導者が毎回変わりますが、同じ場所で練習があります。

 武育会以外の道場の方の参加も多く、人数もそれほど多くなく練習がきちんとできますので良かったです。